パリ観光・会議局、日本市場重視し10年連続で来日−新しいパリ伝える

パリでは、今年から2010年にかけてクラウン・プラザやシャングリ・ラ、マンダリン・オリエンタルなどのラグジュアリーホテルが中心部にオープンするほか、住民も観光客も楽しむことのできるイベントを約300ほど開催する。さらに、昨年7月に開始したパリ市民と観光客のいずれにも便利な自転車の貸し出しサービス「ヴェリブ」も好評で、全体の30%が夜中に利用するなど夜間にメトロの運行が終了後の需要があるという。ロール氏は、「観光発展のためだけに街の改善を実施するのではなく、パリ市民にとっても住みやすい街にすることで、パリの魅力をシェアすることができる」と語った。
また、パリの関連業者で組織する「パリ委員会」がパリのPRに貢献した雑誌や個人を表彰、授賞式を開催。雑誌部門ではフィガロ・ジャポン、ミセス、個人部門では雑誌「ACT4(アクト・フォー)」の佐藤真理子さんなど4名が選ばれた。