JTB、ベトナムに合弁会社、営業開始は5月の予定、インドシナの営業強化
JTBグループのJTB Pte.Ltd(JTBアジア)はグローバル戦略の一環として、ベトナムのT&T社と合弁会社「JTB-TNT Co.Ltd」を発足、ベトナム、およびインドシナでの旅行事業を強化する。JTBでは3年前にT&T社と業務提携をしていたが、ベトナムは今後の経済成長と所得水準の向上により、旅行を含めた消費市場が大きく期待できると判断し、グローバルなマーケットに対応する現地旅行事業会社として展開していく。
JTB-TNTでは、現在JTBが実施する日本からベトナムのインバウンド事業について、旅行者数の取扱数を2012年度には現在の1.5倍となる7万3000人に拡大する考えだ。また、ベトナムのみならず、カンボジアやラオス、ミャンマーのインドシナ全域の受け事業の拠点とするほか、T&T社のインバウンド事業を譲受し、ヨーロッパやロシア方面の営業を強化。JTBグループの他の海外事業会社と連携し、取り扱いの拡大をはかる。このほか、T&Tからは航空券販売事業も継承し、同社の顧客であるグローバル企業に対する航空券販売のほか、JTBブランドによる日系企業への営業も強化していく。
設立は4月中をめどとしており、営業開始は5月からの予定。取締役社長には長谷川保宏氏が就任する。従業員は125名で、そのうち7名が日本人の予定だ。そのほか詳細は下記の通り。
▽JTB-TNT Co.Ltd
所在地:本社/ホーチミン
営業所/ホーチミン市内、ハノイ
資本金:US50万米ドル(80億7800万ドン)
法定資本金/150万米ドル
出資構成:JTB PTE.Ltdが51%、T&Tが49%
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設立は4月中をめどとしており、営業開始は5月からの予定。取締役社長には長谷川保宏氏が就任する。従業員は125名で、そのうち7名が日本人の予定だ。そのほか詳細は下記の通り。
▽JTB-TNT Co.Ltd
所在地:本社/ホーチミン
営業所/ホーチミン市内、ハノイ
資本金:US50万米ドル(80億7800万ドン)
法定資本金/150万米ドル
出資構成:JTB PTE.Ltdが51%、T&Tが49%
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