エジプト、2025年までに訪問者数2700万人目標、日本市場を重視

エジプトはこの数年、空港や関連設備のインフラ整備に重点を置き、受け入れ体制を整えてきた。今後は、従来のイメージが強い古代エジプト文明だけでなく、現代のエジプトの魅力について認知の拡大をはかる。例えば、ダイビングやゴルフ、サファリ、ビジネスなど需要が高まりつつある新たな商材をアピールしていく考えだ。
2007年の日本人訪問者数は前年比47%増の12万9000人を記録し、エジプト大使館エジプト学観光局はその要因を、07年から開始した、都心の街頭ビジョンやテレビの特集番組などの露出増加が功を奏したと見ている。2008年も旅行会社と共同で地下鉄などに広告をするほか、デスティネーションスペシャリストや世界旅行博などJATA関連のキャンペーンへの参加や、メディアへの協力、ファムツアーなど積極的にプロモーション展開する予定だ。
▽関連記事
◆エジプト、日本人訪問者数が過去最高の10万人超に、10月までの累計で(2007/12/13)