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昨年度の九州/韓国間フェリー・高速船の利用旅客が100万人超−韓国人2桁増

  • 2007年7月13日
 国土交通省九州運輸局によると、昨年の山口県・下関市を含む九州と韓国間の旅客定期航路は初めて100万人超となる107万1406人であった。内訳は日本人が6.6%減の30万8314人となったが、韓国人が25.3%増の74万4828人、日本・韓国以外のその他が12.3%増の1万8264人。

 韓国人の増加はこのところの円安ウォン高の為替要因のほか、韓国人の短期滞在査証免除、韓国での週休2日制の定着などがある。また、ビジット・ジャパン・キャンペーンの効果として、温泉、テーマパーク、ゴルフを目的とした観光客、修学旅行客が増加したと分析している。

 なお、九州/韓国間の航路は下関/釜山間の関釜フェリー、博多/釜山間のカメリアライン、JR九州高速船、未来高速、釜山/厳原、比田勝間の大亜高速海運で日韓6社が運行している。