記事アクセスランキング システムとマニュアル(5月28日〜6月1日分)
[総評] 「システム/マニュアル」が、今週の注目ニュースのキーワードとなっているようです。全日空のシステムダウンについては原因がわからないという段階でありますが、システム化によって人間の対応力をはるかに超える作業をこなしていること、一方でバックアップの重要性を再認識するものです。
ジェイティービーの連結決算が公表され、今年度もシステム投資を継続していくという方針を発表しました。業界では馴染みの深いGDSから、インターネットを視野に入れたシステムへの移行と対応が進む中、次期基幹システムがどのように社内、グループで活用されるものとなるのか、興味深いところです。
システムやIT化を象徴するニュースの一方、「マニュアル」、正確には「人らしさ」を感じる週でもありました。注目度は高くなかったようですが、OECD委員が来日し、国土交通省と観光について意見交換をした際に、「観光産業は学問ではなく、経験…そして情熱が大切」ということばを聴きました。ビジネスである以上、経済効率を高めることは非常に大切な観点です。ですが同時に、「サービス」の付加価値を高めることは「学問」ではなく、「経験・知識」に裏打ちされた「おもてなしの心」に依るものであることは多くの方が実感されることでしょう。
JTBのウェブアンケートでは理想の添乗員にタモリさん、久本雅美さんが選ばれたということですが、やはりその「人」しか出来ない価値を見出し、あるいは想像されるからでしょう。同様にジャルパックの添乗員の評価が高いということも、市場に支持されていることに確信を得られるような話です。先日のアトランタ取材では、デルタ航空CEOのグリンシュタイン氏も社員から慕われている姿を間近で伺うことができました。こうした事柄は、観光・旅行、さらには企業も生き物であり、情熱が必要で、それが「人」のやること、さらに付加価値を生み出し、対価を得るものだということを感じさせてくれます。(鈴木)
▽トラベルビジョン・記事ランキング(5月第4週:5月26日〜6月1日午後4時)
第1位
◆全日空、27日欠航や遅延便の影響は6万9300人−日本航空が臨時便運航も
http://www.travelvision.jp/modules/news1/article.php?storyid=29518
第2位
◆JTB役員人事がまとまる−JTBワールドバケーション伊藤社長がJTB常務に
http://www.travelvision.jp/modules/news1/article.php?storyid=29494
第3位
◆ANAセ、システム障害でスカイホリデー4200名に影響、ANAハローは他社便振替に
http://www.travelvision.jp/modules/news1/article.php?storyid=29522
第4位
◆JTB、連結決算の売上高、経常利益で過去最高−今期はシステム等の投資で減益予想
http://www.travelvision.jp/modules/news1/article.php?storyid=29496
第5位
◆エクスペディア調査、「日本人は世界最良の旅行客」−10項目中4項目で1位
http://www.travelvision.jp/modules/news1/article.php?storyid=29543
第6位
◆JTB、送客力と仕入力の維持・強化をめざしアジアでのM&Aも視野−グローバル化に対応
http://www.travelvision.jp/modules/news1/article.php?storyid=29495
第7位
◆JTBウェブアンケート、理想の添乗員はタモリさんと久本雅美さん
http://www.travelvision.jp/modules/news1/article.php?storyid=29559
第8位
◆ジャルパック、ツアーコンダクターに対して参加者から高い評価を獲得
http://www.travelvision.jp/modules/news1/article.php?storyid=29553
第9位
◆デルタ航空、CEOのグリンシュタイン氏ら経営陣が語る今後の国際線戦略
http://www.travelvision.jp/modules/news1/article.php?storyid=29513
第10位
◆韓国のホテル付加価値税、7月から免除−ウォン高で2008年末までの特別措置
http://www.travelvision.jp/modules/news1/article.php?storyid=29544
ジェイティービーの連結決算が公表され、今年度もシステム投資を継続していくという方針を発表しました。業界では馴染みの深いGDSから、インターネットを視野に入れたシステムへの移行と対応が進む中、次期基幹システムがどのように社内、グループで活用されるものとなるのか、興味深いところです。
システムやIT化を象徴するニュースの一方、「マニュアル」、正確には「人らしさ」を感じる週でもありました。注目度は高くなかったようですが、OECD委員が来日し、国土交通省と観光について意見交換をした際に、「観光産業は学問ではなく、経験…そして情熱が大切」ということばを聴きました。ビジネスである以上、経済効率を高めることは非常に大切な観点です。ですが同時に、「サービス」の付加価値を高めることは「学問」ではなく、「経験・知識」に裏打ちされた「おもてなしの心」に依るものであることは多くの方が実感されることでしょう。
JTBのウェブアンケートでは理想の添乗員にタモリさん、久本雅美さんが選ばれたということですが、やはりその「人」しか出来ない価値を見出し、あるいは想像されるからでしょう。同様にジャルパックの添乗員の評価が高いということも、市場に支持されていることに確信を得られるような話です。先日のアトランタ取材では、デルタ航空CEOのグリンシュタイン氏も社員から慕われている姿を間近で伺うことができました。こうした事柄は、観光・旅行、さらには企業も生き物であり、情熱が必要で、それが「人」のやること、さらに付加価値を生み出し、対価を得るものだということを感じさせてくれます。(鈴木)
▽トラベルビジョン・記事ランキング(5月第4週:5月26日〜6月1日午後4時)
第1位
◆全日空、27日欠航や遅延便の影響は6万9300人−日本航空が臨時便運航も
http://www.travelvision.jp/modules/news1/article.php?storyid=29518
第2位
◆JTB役員人事がまとまる−JTBワールドバケーション伊藤社長がJTB常務に
http://www.travelvision.jp/modules/news1/article.php?storyid=29494
第3位
◆ANAセ、システム障害でスカイホリデー4200名に影響、ANAハローは他社便振替に
http://www.travelvision.jp/modules/news1/article.php?storyid=29522
第4位
◆JTB、連結決算の売上高、経常利益で過去最高−今期はシステム等の投資で減益予想
http://www.travelvision.jp/modules/news1/article.php?storyid=29496
第5位
◆エクスペディア調査、「日本人は世界最良の旅行客」−10項目中4項目で1位
http://www.travelvision.jp/modules/news1/article.php?storyid=29543
第6位
◆JTB、送客力と仕入力の維持・強化をめざしアジアでのM&Aも視野−グローバル化に対応
http://www.travelvision.jp/modules/news1/article.php?storyid=29495
第7位
◆JTBウェブアンケート、理想の添乗員はタモリさんと久本雅美さん
http://www.travelvision.jp/modules/news1/article.php?storyid=29559
第8位
◆ジャルパック、ツアーコンダクターに対して参加者から高い評価を獲得
http://www.travelvision.jp/modules/news1/article.php?storyid=29553
第9位
◆デルタ航空、CEOのグリンシュタイン氏ら経営陣が語る今後の国際線戦略
http://www.travelvision.jp/modules/news1/article.php?storyid=29513
第10位
◆韓国のホテル付加価値税、7月から免除−ウォン高で2008年末までの特別措置
http://www.travelvision.jp/modules/news1/article.php?storyid=29544