ジェイティービーは6月1日からホームページ上で、育児中の母親に喜ばれるようなサービスを提供する宿泊施設を集めた宿泊プラン「ウーママステイ」の販売を開始する。JTBは既に子ども連れ限定のフレンチレストラン「ウーママレストラン」を展開しており、今回もこの企画の一環。

　近畿地区を中心に一部施設を利用した先行販売では、販売額の目標を年間1440万円としたが、これを約1ヵ月半で達成。この実績のうち、1人あたり単価は1万6812円と想定の1万5000円を超えたほか、1組あたりの費用は4万5993円と想定の4万円をそれぞれ上回った。また、1305人の集客実績人数に占める子どもの人数は418名で、このうち198名が乳幼児で、約75％の利用者が移動時間3時間以内の旅行先を選んでいるという。なお、宿泊曜日は金曜日が24％、土曜日が35％で、週末を絡めたものが半数にのぼる。

　JTBでは全国展開にあたり、今年度末までに200ヶ所の施設の参画と、年間売上げ1億円を目指す。また、平日の宿泊需要の掘り起こしを図るため、グルメや温泉、エステなどを切り口に、ホームページ上で様々な特集を組み、アピールする。

▽JTBウーママステイ
http://dom.jtb.co.jp/yado/list.aspx?ty=wmm_p


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