日刊スポーツは4月10日、トラベルポータルサイト「スポトラ」を開設、旅行事業に参入する。新聞という媒体と、1日700万から1000万ページビューを誇るホームページを生かした新事業を計画し、スポーツ旅行をメインにしたウェブサイトが少ないところに目をつけた。現在、約100社の国内外のツアーをジャンル別に掲載しており、大リーグや欧州サッカーなどの観戦ツアーをジャンルごとに検索可能としたほか、スポーツ以外にもリゾート、芸能、テーマパークなど、多様なテーマを用意。これにあわせ、日刊スポーツグループの旅行事業を担当する西部日刊スポーツ社は、第2種旅行業の認可を取得した。

　同社は第2種を取得したものの、現在のところはリテールに徹する考え。ただし、旅行会社とタイアップしたオリジナルツアー限定販売するなど、同社ならではの特別企画も用意する。まずは旅行社の利便性とユーザーの認知向上を目指し、8月末までは旅行会社の登録料・掲載料を無料で展開し「ペイできるライン」とする月間300万ページビューの利用を目指す。

▽スポトラ
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