近畿日本ツーリストの2月の総取扱額は前年比11.3％増の322億267万3000円であった。海外旅行は10.6％増の113億4300万6000円で、10ヶ月連続で前年比プラスとなった。団体旅行は一般団体旅行、学生団体旅行が好調で、前年比15.9％増となり、好調さを持続。学生団体は前年の取扱不振の反動があるものの、修学旅行や研修旅行などが増加して前年を大幅に上回った。方面別では中国を筆頭に韓国、台湾の取扱いが目立った。また、企画旅行も好調で5ヶ月振りに前年実績を上回り、ホリデイ取扱額が9.5％増、取扱人数が2.5％増となった。取扱方面は中国、韓国、台湾、および東アジアのリゾート地が好調だった。

　国内旅行は前年比11.4％増の203億8792万5000円と前年実績で13ヶ月振りにプラスとなった。団体旅行は学生団体が低調だったものの、一般団体の取扱が前年比19.8％増となり、団体全体で前年を大きく上回った。また、企画旅行はメイト、その他企画旅行が共に2桁増と好調。なお、国際旅行は34.7％増の3億3954万1000円であった。