阪急、旅行業界初の独自ブラウザ開設、顧客サービスと新規客獲得を狙う

  • 2007年2月5日
 阪急交通社は独自のインターネット・ブラウザ「TB-8(ティー・ビー・エイト)」を開設、2月2日からサービスを開始した。独自ブラウザの開設は旅行業界で初めてのこと。阪急では現在、同社ホームページのほか会員誌「トラピックスクラブ」や新聞等のメディア販売を展開しており、TB-8の開設により「受け口が広がる」(広報部)とのメリットがある。また、機能とデザインに定評のある国産ブラウザSleipnir(スレイプニル)を使用していることから、「シルバー層を含めた顧客により使い勝手のブラウザを提供できる」と、顧客サービスの向上になるとしている。

 TB-8は無料でダウンロード可能。阪急が発行するメールマガジン「阪急たびマガ」を自動閲覧できる機能や、最新情報を配信する機能も組み込んでいる。2007年の目標は10万件のダウンロードを目指すが、TB-8の開設による直接的な効果については明言を避けた。

▽TB-8の案内ページ 
http://www.hankyu-travel.com/tb-8/