京王観光、計上方法の変更で減収も実質増収−京王19年3月期中間決算
京王電鉄がこのほど連結決算を発表、このうち京王観光を含むレジャー・サービス業の営業収益は前年比14.2%減の368億800万円、営業利益は57.3%増の27億4100万円となった。このうち、京王観光の旅行業の営業収益は41.1%減の104億2900万円となった。これはカウンターで取扱う代理販売分について、手数料額のみを計上する方式へと変更したことに伴うもの。京王電鉄では、売上計上方法の一部変更により旅行業で年間143億円の減収を予想しており、上期については76億円の減収であった。変更処理前の額で昨年の売上額と比較すると181億円となり、前年から3億円の増加となっている。
なお、レジャー・サービス業の主力であるホテル業は5.8%増の179億8000万円。京王プレッソインなど構造偽装で問題となったホテルについては営業休止中であるものの、早期の営業再開を目指しているところ。京王プラザホテルについては35周年記念などのフェア開催、京王プラザホテル札幌はエグゼクティブフロアへの一部客室の変更、宴会場の改修などで収益につながったようだ。
なお、レジャー・サービス業の主力であるホテル業は5.8%増の179億8000万円。京王プレッソインなど構造偽装で問題となったホテルについては営業休止中であるものの、早期の営業再開を目指しているところ。京王プラザホテルについては35周年記念などのフェア開催、京王プラザホテル札幌はエグゼクティブフロアへの一部客室の変更、宴会場の改修などで収益につながったようだ。