旅行業の倒産件数3件、負債2.11億円、上半期は前年から大幅減

  • 2006年10月17日
 東京商工リサーチによると、9月の旅行業の倒産件数は3件、負債総額は2億1100万円(前年6件、負債額3億7400万円)となった。4月から9月の上期の倒産件数は14件、負債総額は10億1900万円(前年:28件、18億6200万円)である。

 また、旅館・ホテルは9月の倒産件数は10件、負債総額42億6300万円(前年:12件、337億100万円)、上半期は56件、負債総額441億5500万円(前年:50件、711億4300万円)となっている。

 東京商工リサーチではデフレが収束しつつある中で、企業の資金繰りがよく、こうした倒産は少ないとの見方を示しており、旅行業、旅館・ホテルでも同様の流れがあるようだ。