ベトナム航空、好調な集客が進む、今後も新路線開設などで集客力強める

ベトナムへの日本人訪問者数は現在、38万5000人超と20%増を記録。カンボジアについては15万2000人と10%増を推移し、いずれも好調。ベトナムは昨年も前年比で20%増を記録していることから、徐々にポテンシャルが潜在化しているとの見方だ。今後は、ベトナム国内、インドシナ滞在・周遊、ビヨンドの3つをそれぞれ成長させたい考え。
特に冬スケジュールから、ルアンパバン線を就航。空港施設などとの兼ね合いもあり、機材はATR-72型機で、エコノミークラス65席と小型機を利用するが、今後は、需要動向も合わせ機材の大型化にも前向き。
また、VNを利用した中国・昆明へのルートも開拓。さらに、シンガポール、バンコク、クアラルンプールなどアジアの各都市のほか、欧州へも就航。また、ホーチーミンからはシドニー、メルボルン線を運航しており、インドシナだけでなく、ビヨンドについても今後は積極的に取り組む。
なお、VNの今冬スケジュールは日本航空(JL)との共同運航便を含め、夏スケジュールの週34便体制に変更はない。ただし、成田/ハノイ線のVN運航便で、ハノイ発のVN954便は夏スケジュールで水曜日23時50分発から、木曜日0時10分発となる。これについては、CRS上の曜日表記は「4」だが、水曜日の便として対応するよう促した。