ヒットツアーズ、ネット販売を強化へ、ホールセールから事業領域を拡大

  • 2006年10月3日
 ヒットツアーズは今後、リテール事業を拡大する。これまではサイパン、グアムのミクロネシアを専門に扱うランドオペレーター、ホールセール事業を主力として展開。10月からアジアのビーチ・リゾートへの商品展開を拡充し、これまで取扱いのあるミクロネシア方面に加え、リテール事業を拡大し、消費者への販売を強化する。販路は楽天トラベルをはじめとするネットでの販売を当面の主力としていく考え。

 この一環として、ヒットツアーズが今年創立23周年であることにちなみ、商品展開を23弾分を用意。現在は第2弾として、サイパンでのロングステイ、およびアジアへのリゾート商品を熟年、およびシニア層を対象に展開する。サイパンへのツアーでは9日間を設定。「ゆっくり」をテーマに宿泊にはプライベートジャグジー付オーシャンビラ、およびリーフサイドエグゼクティブツインの2コースを用意している。滞在中にはゴルフ1ラウンドプレイ、またはトレッキングのうち1つを選べるようにしたほか、滞在中のスパ利用無料券を含む。

 また、アジアでは「ベトナムのダナン6日間」をはじめ、タイ・クラビ、カオラック、ホアヒン、プーケットにそれぞれ5日間を滞在型商品として「本当は教えたくない隠れ家ホテル」シリーズとして設定。さらに、カンボジア・シアヌークビル&ベトナム6日間を周遊型の商品として販売を開始した。成田発の商品であるが、国内については全日空、日本航空の国内航空券を同社で販売しており、各地での出発についても個別に対応する。