スパリゾートハワイアンズ、「フラガール」公開で地域一体型の誘客策を強化

  • 2006年9月30日
 スパリゾートハワイアンズ(SRH)は9月23日に公開した映画「フラガール」に関連し、観光素材を充実させる。「フラガール」はSRHの創設時の実話を題材にしたもので、公開前にアメリカ・アカデミー賞の外国語映画賞部門の日本代表作品に決定するなど、多くの話題を呼んでいる映画。SRHでは誘客はもちろん、地域振興の推進に繋がるとして出資以外の面で映画制作に協力し、すでにロケ地を巡る地域周遊観光バスを運行している。

 このほかSRHでは映画連動型ポリネシアンショーを開始したほか、日本のフラのスタートともいえる「常磐音楽舞踊学院」の開設当時から現在までの歴史をホームページで紹介する取り組みも予定。さらに、地域と連携して映画ロケ地マップの作成や映画で実際に使用した「レトロバス」による定期周遊バスを無料で運行。SRHのホームページ上で「フラガール」専門コーナーや地域の魅力紹介のコーナーも開設しており、今後も日本における地域振興の成功モデルとしての発展を目指し、地域との一体感を高める取り組みを実施する予定だ。

▽スパリゾートハワイアンズ http://www.hawaiians.co.jp/