カタール航空、冬スケジュールから週6便に増便、デイリーと新機材も視野

  • 2006年9月29日
 カタール航空(QR)は10月29日からの冬期スケジュールにおいて、関西/ドーハ線を週5便から週6便へと増便する。12月1日から15日の期間にドーハで開催される第15回アジア競技大会を前に増便を実施するもの。QRのCEOアクバ・アル・バクル氏は「週4便から始め、現在では週6便まで増便を計画している。日本は極めて重要な市場で、ビジネスとレジャーにおいてキーとなるデスティネーション」とコメントを発表しており、今後は関西空港からのデイリー運航を目指すとしている。使用機材はエアバスA330-200型機。ファーストクラスが12席、ビジネスクラス18席、エコノミークラス208席の全238席。

 今後は関西/ドーハ線で先ごろ納入された世界一長い旅客機エアバスA340-600型機の導入を視野に入れている。A340-600型機は、ファーストクラスが1-2-1で8席、ビジネスクラスは2-2-2の42席、エコノミークラスは2-4-2の216席の配置、座席数だ。ファースト、およびビジネスクラス専用ラウンジを設置するなどサービス面でも特徴を打ち出しており、ロンドン・ヒースロー、アメリカ東海岸の路線での就航を計画。なお、今後2年間でQRはA340-600型機10機の発注している。


▽QR日本路線スケジュール(日本発は土曜日、ドーハ発は金曜日が増便分)
QR821便 KIX 23時15分発/DOH 05時45分着(翌日)火・木・金・日
QR821便 KIX 16時30分発/DOH 23時00分着 水・土
QR820便 DOH 23時15分発/KIX 14時35分着 月・火・水・木・金・土