近ツー、カシャ旅予約で異業種コラボ検討、取扱が着実に増加

  • 2006年8月24日
 近畿日本ツーリスト代表取締役社長兼CS推進室長の太田孝氏は、カシャ旅予約を出展する「グッドデザイン・プレゼンテーション2006(GDP2006)」の会場で、カシャ旅予約の現状と今後の展開について説明した。昨年2月に取り扱いを開始したカシャ旅予約について太田氏は、「昨年はテスト段階と捉えている。ここにきてやっと商品群が揃い、サークルKサンクスとの提携で現在、取扱が確実に増えてきている」と語り、ビジネスが着実に成長していることを強調。そのほか、現在、カシャ旅予約で取り扱う商品は国内宿泊だが、今後は、「パソコン予約との連動で旅行の『足』まで確保するように、これから提案していく」予定を説明した。

 また、このほどのサークルKとの提携に続き、太田氏は、「異業種とのコラボレーションを検討中」であると紹介。さらに、「旅行会社の財産」と語るパンフレットはリアル店舗での活用に留めず、ウェブとの融合で利用方法を拡充、そして「カシャ旅予約をこれから本格展開していきたい」と語り、同ビジネスへ今後さらに注力する意向を示した。