カンタス航空、05年/06年業績、総売上は8.6%増の136億豪ドル
カンタス航空(QF)の2005年/2006年(2005年7月1日〜2006年6月30日)の業績は、税引き前純利益が26.6%減の6億7100万豪ドル、税引き後純利益が30.4%減の4億8000万豪ドル、総売上は8.6%増の136億豪ドルとなった。有償旅客キロ数(RPK)は4.5%増、搭乗率は0.7%ポイント増の77.0%、イールドは5.8%改善し、燃油サーチャージ徴収分を含めて純旅客収益は9.7%増の105億豪ドルとなった。2006年から3ヶ年で15億豪ドルのコスト削減を目指す中、初年度となる今回は目標を達成している。
ただし、他の航空会社と同様に燃油コストを課題に挙げており、05年/06年で28豪ドルであった燃油価格の支出額を来期は39億豪ドルと予想している。QFは競争力のあるネットワーク計画を維持するため、グループ内の事業部門を独立させ、各事業部門でコストを回収し、投資のために内部での競争を推進。また、ジェットスターの独立レベルが各事業部門の指針となるとしている。なお、カンタスホリデーズの税引き前利益は前年比29.1%減の4500万豪ドルであった。
ただし、他の航空会社と同様に燃油コストを課題に挙げており、05年/06年で28豪ドルであった燃油価格の支出額を来期は39億豪ドルと予想している。QFは競争力のあるネットワーク計画を維持するため、グループ内の事業部門を独立させ、各事業部門でコストを回収し、投資のために内部での競争を推進。また、ジェットスターの独立レベルが各事業部門の指針となるとしている。なお、カンタスホリデーズの税引き前利益は前年比29.1%減の4500万豪ドルであった。