JALグループ、10月1日発券分から日本発着の燃油サーチャージ値上げ
JALグループは燃油サーチャージ(燃油特別付加運賃)の値上げを決め、国土交通省に申請した。今回の値上げは10月1日分から適用開始を目指すもの。値上げ幅は韓国行きの700円から、最大は太平洋線、欧州、中東、オセアニア、ブラジル行きの5600円の値上げ。太平洋線は片道1万3600円となり、往復では2万7200円となり、消費者への販売において航空券の価格と諸税を加えた最終価格の開きが一段と大きくなる。特に、格安航空券等については4万円台で販売する時期もあり、これに対して燃油サーチャージのみで航空券の半分以上の料金が上乗せされる事態となり、レジャー需要については大きな阻害要因とりそう。
なお、今回の値上げの改定条件は、シンガポールケロシン市況価格が連続した30営業日について、1バレルあたり80ドルを下回った場合に切り下げとなる。
また、10月1日発券分からの値上げはアメリカン航空(AA)も日本発着の太平洋路線の燃油サーチャージを値上げする。新たな運賃額は、1区間で日本発の場合1万1000円、海外発の場合90米ドルとなる。対象運賃は小幼児運賃を含む全ての航空券に適用する。
▽JLグループの燃油サーチャージ額(10月1日発券分から)
<路線/新サーチャージ額(カッコ内は現在)/値上げ額>
韓国線/2000円(1300円)/700円
中国線/4800円(3000円)/1800円
香港線/6000円(1800円)/4200円
フィリピン・台湾・グアム・ベトナム線/6000円(3900円)/2100円
タイ・マレーシア・シンガポール・インドネシア・インド線/1万円(6500円)/3500円
ハワイ線/1万円(8000円)/2000円
太平洋・欧州・中東・オセアニア線/1万3600円(8000円)/5600円
ブラジル線/1万7100円(11500円)/5600円
なお、今回の値上げの改定条件は、シンガポールケロシン市況価格が連続した30営業日について、1バレルあたり80ドルを下回った場合に切り下げとなる。
また、10月1日発券分からの値上げはアメリカン航空(AA)も日本発着の太平洋路線の燃油サーチャージを値上げする。新たな運賃額は、1区間で日本発の場合1万1000円、海外発の場合90米ドルとなる。対象運賃は小幼児運賃を含む全ての航空券に適用する。
▽JLグループの燃油サーチャージ額(10月1日発券分から)
<路線/新サーチャージ額(カッコ内は現在)/値上げ額>
韓国線/2000円(1300円)/700円
中国線/4800円(3000円)/1800円
香港線/6000円(1800円)/4200円
フィリピン・台湾・グアム・ベトナム線/6000円(3900円)/2100円
タイ・マレーシア・シンガポール・インドネシア・インド線/1万円(6500円)/3500円
ハワイ線/1万円(8000円)/2000円
太平洋・欧州・中東・オセアニア線/1万3600円(8000円)/5600円
ブラジル線/1万7100円(11500円)/5600円