阪神、旅行事業の取扱額増加も供給座席の不足で減収か

  • 2006年8月9日
 阪神電気鉄道の平成19年3月期第1四半期(平成18年4月〜6月)連結業績によると、旅行を含むレジャー・サービス業は営業収益110億8300万円、営業利益は6100万円となっている。このうち、旅行業では関空発の航空座席が全般的に減少している影響などにより、ツアーの催行人数が減少し、減収につながったとしている。なお、主要50社の取扱額では4月、5月分のみだが、総取扱額で前年比3.5%増の53億4345万8000円、このうち海外旅行については4.9%増、国内旅行は16.5%減で推移している。

 また、オーナーであるザ・リッツ・カールトン大阪については客室稼働率、客室単価ともに高水準を維持していることから好調、ただし住江ホテル阪神が昨年11月末に営業を終了したことから、減収となっている。