ANAS、エカテリーナ宮殿晩餐会、オペラ座ガラコンサートで年初迎えるツアー企画

  • 2006年7月31日
 ANAセールスは「ANAハローツアー ヨーロッパ・ロシア 添乗員同行の旅」でヨーロッパの歴史と芸術にスポットを当て、2007年の年明けを現地で迎える特別ツアーを企画した。コースはブルガリア、ブダペストの東欧とロシアのサンクトペテルブルクの2コース。ターゲットは主に歴史や芸術に関心の高い団塊世代で、参加者は20名限定で募集する。

 サンクトペテルブルクでは12月31日の夜、帝政ロシアの都として栄えたエカテリーナ宮殿を貸し切り、晩餐会を開くツアーを企画。女帝エカテリーナが豪華な舞踏会を開いたといわれる宮殿内「黄金の間」で06年を見送りながら、宮殿の外に打ち上げられる華麗な冬の花火を鑑賞しながら新年を迎える。そのほか、宮殿見学をはじめ、市内見学やロシア美術館、バレエやオペラ鑑賞などロシアの歴史と芸術を堪能する。料金はエコノミークラスの場合が69万8000円、ビジネスクラスが148万円。
 また、東欧コースでは、ブダペスト国立オペラ座のガラコンサートを鑑賞し、シャンパンの乾杯で2007年を迎える。そのほか、ジプシー集団によるコンサートをはじめ、ユネスコ世界遺産のアッグテレク国立公園内にあるバラドラ鍾乳洞内で行われるプライベートコンサートなど、ツアー中に合計3本のコンサートを鑑賞する。さらに、ツアーでは世界遺産のブダペスト市内やホロッケー村などを観光するほか、世界三大貴腐ワインの産地であるトカイのワインセラーを訪問し、参加者の名前入りラベルのワインを記念で持ち帰るなど、充実した内容に仕上げた。料金はエコノミークラスが65万8000円、ビジネスクラスが138万円。