近ツー、連結業績を上方修正、沖縄観光開発の株式交換で特別利益、近畿日本鉄道のホテル事業再編で
近畿日本ツーリストは平成18年12月期(平成18年1月1日〜平成18年12月31日)の通期連結業績を上方修正する。営業収益は865億円、経常利益25億円は既に発表した数値に変更無いものの、当期純利益は当初の7億円から18億円と11億円の増収とする。上方修正の要因は沖縄観光開発の株式交換益として発生する約11億円の特別利益を計上するもの。
沖縄観光開発は9月30日付けで近畿日本鉄道の完全子会社となる。これは近鉄グループの経営計画に基づく再編。近鉄グループでは、ホテル事業において既存ホテルのリニューアル、再編などの施策を展開しており、沖縄のホテルを近鉄の直営とすることで、効率的な運営を目指す方針。株式は近畿日本鉄道を1とし、沖縄観光開発を9とする株式交換を行う。
近ツーは現在、沖縄観光開発の発行済株式120万株のうち、28.3%を保有しており、株式交換益として約11億円が発生する。
沖縄観光開発は9月30日付けで近畿日本鉄道の完全子会社となる。これは近鉄グループの経営計画に基づく再編。近鉄グループでは、ホテル事業において既存ホテルのリニューアル、再編などの施策を展開しており、沖縄のホテルを近鉄の直営とすることで、効率的な運営を目指す方針。株式は近畿日本鉄道を1とし、沖縄観光開発を9とする株式交換を行う。
近ツーは現在、沖縄観光開発の発行済株式120万株のうち、28.3%を保有しており、株式交換益として約11億円が発生する。