シンガポール航空、新型機350XWB -900型20機を含むエアバス29機を発注

  • 2006年7月29日

シンガポール航空(SQ)はこのほど、エアバス350XWB-900(A350XWB-900)型機を20機、エアバス380-800(A380-800)型機9機の合計29機を追加発注した。あわせてA350XWB-900型20機とA380-800型6機のオプション発注も行った。確定発注した29機の総額は75億米ドル。

 SQが今回発注したA350XWB-900型を含むA350XWB双発次世代機ファミリーは、今年7月にイギリスで開催されたファンボロー・エアショーで発表されたばかりの最新機種。A350XWB-900型は3クラス制で最大乗客収容数が314名、航続距離は約1万5750キロメートル、最大貨物搭載量は20トンだ。納入時期は2012年から2014年の予定で、ヨーロッパ、オーストラリア、中東、東アジア路線に導入予定。追加発注したA380-800型機は2008年から2010年にかけて納入される予定だという。

 SQは今回の発注に先立ち、6月にボーイング787-9型20機の確定発注と20機のオプション発注をしており、2011年から2013年にかけて納入される予定だという。SQでは今後も異なる航空メーカーから新たな機材を導入し、より快適で質の高いサービスと幅広い選択肢を提供していく考えだ。

※写真は350型機

▽エアバス350XWB-900、機材の詳細はこちら
http://www.airbus.com/en/aircraftfamilies/a350/a350_xwb/index.html