日通、全国60支店、ネットなどを利用した直販へ切り替え、専門性高い商品を造成へ
日本通運は10月以降の下期の募集型企画商品「ルック・ワールド」、「マインド」でホールセール事業から撤退、販売代理店についても正式に通知した。なお、「ルック・ワールド」、「マインド」は日本通運の全国60支店、インターネット、および会員に対する情報誌「旅のソムリエ」を活用した直接販売へと切り替える。
日本通運によると、現在、同社の法人営業については「好調」としており、こうした部門では変更等はない。募集型企画商品での販売手法の変更は、日通の旅行部門で進める「選択と集中」を念頭にする経営資源の集中の一環で、今後の商品企画では、これまでの訴求層から一段と高額商品を購買できる層に狙いを置き、付加価値の高い商品を提供したい考え。市場が大きく変動する中、消費者ニーズもつかみにくく、「これまでの数の論理では、価格競争に陥りやすい」との見方で、こうした考えから、今後は専門性の高い商品を企画していく方針だ。
こうした方針の中、特に11万人を数える「旅のソムリエ」の頒布対象者については、高額、かつ付加価値の高い商品を求める傾向にあるとし、こうした層に対しての市場特化型の商品展開を進める。具体的には、国内でのゴルフツアーなどで特色ある商品、あるいはオーストラリアに強みを持つ同社だが、こうした商品を数多く揃えていくことが、当初の課題となるようだ。
日本通運によると、現在、同社の法人営業については「好調」としており、こうした部門では変更等はない。募集型企画商品での販売手法の変更は、日通の旅行部門で進める「選択と集中」を念頭にする経営資源の集中の一環で、今後の商品企画では、これまでの訴求層から一段と高額商品を購買できる層に狙いを置き、付加価値の高い商品を提供したい考え。市場が大きく変動する中、消費者ニーズもつかみにくく、「これまでの数の論理では、価格競争に陥りやすい」との見方で、こうした考えから、今後は専門性の高い商品を企画していく方針だ。
こうした方針の中、特に11万人を数える「旅のソムリエ」の頒布対象者については、高額、かつ付加価値の高い商品を求める傾向にあるとし、こうした層に対しての市場特化型の商品展開を進める。具体的には、国内でのゴルフツアーなどで特色ある商品、あるいはオーストラリアに強みを持つ同社だが、こうした商品を数多く揃えていくことが、当初の課題となるようだ。