近ツー、3月の取扱額は1.8%減も海旅は11ヶ月ぶりに5.8%増と上昇

  • 2006年4月27日
 近畿日本ツーリストの3月の総取扱額は前年比1.8%減の40億8854万8000円となった。このうち海外旅行は5.8%増の159億5187万6000円と11ヶ月ぶりに前年増で、このうち団体、企画旅行、個人とも前年実績を上回った。団体は学生が4.5%減だが、一般が好調で29.6%増となり、全体では20.3%増の45億9297万円。香港、シンガポール、タイへの取扱が倍増、アメリカ、オセアニアなども前年を上回っている。また、企画商品についてはホリデイで上向き基調が続いており、今月は3.6%増の78億3343万7000円と堅調。中国は前年割れだが、台湾、シンガポールが良く、タイについても前年の地震の反動から伸び率が良い。

 なお、国内旅行は5.7%減の243億9875万5000円。全体的に前年割れとなっており、団体が一般が3.1%増と良いものの学生が7.6%減と前年を下回り、全体で1.4%減の47億7038万円、企画商品は3.0%減の123億3406万7000円、個人は12.2%減の72億9430万8000円となった。