日旅、松下インハウスのMIDツーリストを買収へ、海外航空券の仕入れ強化も狙う
日本旅行は松下電器産業グループのインハウスのMIDツーリストの株式取得により買収する。日本旅行は松下グループの旅行需要の取り込みを狙うほか、法人、出張需要について強化する。本日、取締役会で承認する予定。日本旅行のインハウス買収については、出資していた日旅OMCトラベル以外では、2001年3月に買収したエルオルト以来のこと。
日本旅行はMIDツーリストとこれまで、共同での店舗運営をはじめ、JR券の供給を行うなど、取引関係は深い。こうした関係を踏まえ、MIDツーリストの親会社のMIDホールディングスと合意、MIDホールディングスが保有するMIDツーリストの発行済株式の94.35%にあたる75万4800株を譲受する。譲受日は5月12日となる。
MIDツーリストは2003年3月期の取扱高115億円、04年3月期に130億円、05年3月期に160億円、06年3月期に165億円と順調に取扱額を伸ばしているところ。日本旅行では現在の業務について、基本的に継続して引き受ける計画。MIDツーリストに所属する4月1日現在の87名、営業所18ヶ所は継続する。
また、日本旅行グループとして、ビジネストラベルで日本旅行AMEXも展開しているが、松下の全国展開する事業所の需要を引き受ける狙いから、日本旅行本体としてMIDツーリストを受け入れる。今後の事業の統合については、検討課題となる。
日本旅行では買収の狙いとして、松下グループの需要取り込みに加え、海外のFIT、特にBSP発券額の引き上げを狙う。今回の買収でグループとして約70億円程度の上積みを見込んでおり、これにより海外航空券の仕入れ力の強化につなげる。
日本旅行はMIDツーリストとこれまで、共同での店舗運営をはじめ、JR券の供給を行うなど、取引関係は深い。こうした関係を踏まえ、MIDツーリストの親会社のMIDホールディングスと合意、MIDホールディングスが保有するMIDツーリストの発行済株式の94.35%にあたる75万4800株を譲受する。譲受日は5月12日となる。
MIDツーリストは2003年3月期の取扱高115億円、04年3月期に130億円、05年3月期に160億円、06年3月期に165億円と順調に取扱額を伸ばしているところ。日本旅行では現在の業務について、基本的に継続して引き受ける計画。MIDツーリストに所属する4月1日現在の87名、営業所18ヶ所は継続する。
また、日本旅行グループとして、ビジネストラベルで日本旅行AMEXも展開しているが、松下の全国展開する事業所の需要を引き受ける狙いから、日本旅行本体としてMIDツーリストを受け入れる。今後の事業の統合については、検討課題となる。
日本旅行では買収の狙いとして、松下グループの需要取り込みに加え、海外のFIT、特にBSP発券額の引き上げを狙う。今回の買収でグループとして約70億円程度の上積みを見込んでおり、これにより海外航空券の仕入れ力の強化につなげる。