日露観光交流促進協議会、国内作業部会開催、双方交流活性化目指す
日露観光交流促進協議会の国内作業部会がこのほどロシアのモスクワで開催された。日本側からはJATA事務局次長・理事の米谷寛美氏をはじめ、国際観光振興機構(JNTO)、官民観光関係者18名、およびロシア側からはロシア連邦観光局副長官のシャンゲリア氏など17名とゲスト7名が参加した。部会では、旅行者の安全確保の施策、旅行商品の開発や販売促進策、両国の旅行情報提供、姉妹都市交流の活発化、日本/ロシア間のアクセス利便向上などについて話し合った。
部会に出席した米谷氏は日本発ロシアへのアウトバウンドに関して、「短期、長期的ともに問題がある。会議では、課題を認識し、一つひとつ解決していくことまとまった」とコメント。
改善ポイントとしては、(1)ロシアへの入国手続の簡素化、(2)航空便の増便、(3)十分な安全性の確保、(4)ホテルなど観光素材の少なさなど。米谷氏は安全面に関してツーリストポリスなどの設置を呼び掛けたほか、観光インフラの面ではロシア語表示が多いことから、英語表示の増加を求め、次回は日本での開催を提案したという。
さらに、米谷氏は部会の印象として、「ロシアに魅力的な観光素材が多くある」と強調。「旅行需要が夏季に集中することから、冬季の需要喚起が必要」とし、冬季にはサーカスや芸術、バレエなどの芸術が楽しめることを打ち出す必要があるという考え。
部会に出席した米谷氏は日本発ロシアへのアウトバウンドに関して、「短期、長期的ともに問題がある。会議では、課題を認識し、一つひとつ解決していくことまとまった」とコメント。
改善ポイントとしては、(1)ロシアへの入国手続の簡素化、(2)航空便の増便、(3)十分な安全性の確保、(4)ホテルなど観光素材の少なさなど。米谷氏は安全面に関してツーリストポリスなどの設置を呼び掛けたほか、観光インフラの面ではロシア語表示が多いことから、英語表示の増加を求め、次回は日本での開催を提案したという。
さらに、米谷氏は部会の印象として、「ロシアに魅力的な観光素材が多くある」と強調。「旅行需要が夏季に集中することから、冬季の需要喚起が必要」とし、冬季にはサーカスや芸術、バレエなどの芸術が楽しめることを打ち出す必要があるという考え。