JLグ、11月の国際線旅客は7.9%減、供給量の調整で利用率は改善

  • 2006年1月16日
 JALグループの11月の国際線旅客実績は前年比7.9%減の114万3765人と5ヶ月連続で前年割れとなった。有償座席キロ(ASK)は5.3%減の77万3267万2000ASK、有償旅客キロ(RPK)は4.3%減の54万3654万4000RPK、搭乗率は0.8%ポイント増の70.3%。
 方面別では欧州線で6.1%増の12万5195人となったが、これ以外は全て前年割れ。グアム線は減便の影響から供給量を示すASKが41.7%減となり、旅客数は39.8%減の5万434人。ただし、供給を増やしている韓国線では利用率が減少しているものの、太平洋線、欧州線、オセアニア線、グアム線で前年を上回り、改善が見られている。

太平洋線/25万9236人(3.1%減)/75.7%(0.1%ポイント増)
欧州線/12万5195人(6.1%増)/72.0%(5.6%ポイント増)
東南アジア線/34万8830人(9.2%減)/62.3%(1.1%ポイント減)
オセアニア線/7万8056人(5.1%減)/78.2%(3.9%ポイント増)
グアム線/5万434人(39.8%減)/73.6%(3.5%ポイント増)
韓国線/13万1707人(7.5%減)/64.5%(12.9%ポイント減)
中国線/15万307人(8.0%減)/57.5%(3.8%ポイント減)
合計/114万3765人(7.9%減)/70.3%(0.8%ポイント増)