2006年の海外旅行者数は1800万人、JTB予測
ジェイティービーは来年の旅行市場の見通しを公表、これによると海外旅行は3.4%増の1800万人、国内旅行は微増の0.3%増の3億2600万人の見通しだ。中国、アジア、アメリカなどへの出張需要が堅調に推移するほか、景気上昇感が観光面での旅行者増を予測する大きな要因。ただし、懸念材料は鳥インフルエンザをはじめとする不足の事態だが、これがなかった場合には2000年の1782万人の記録を超え、史上最高の1800万人を達成するとの予想だ。また、燃油サーチャージ、ドル高、ユーロ高などを原因として、旅行代金は上昇する傾向だが、旅行意欲を大きくそぐものではないとしている。
主力のデスティネーションでも懸念材料はある。ハワイは航空座席供給量とホテル客室の需給問題、サイパンについては日本航空(JL)の減便などをJTBでは指摘。ただし、グアムへの増便である程度の需要は取り込めるものとしている。また、トリノ・オリンピック、ワールドカップ・サッカーの開催により、イタリア、ドイツの報道機会の増加により、関心の高まりにも期待をしている。
なお、訪日外国人旅行については韓国、台湾国籍の査証免除措置の恒久化、円安効果で好調な推移と見ており、6.3%増の710万人まで伸びると予測。2005年は愛・地球博の効果で、訪日外国人旅行者が増加したとされているが、この反動はほとんどないものと見ている。
主力のデスティネーションでも懸念材料はある。ハワイは航空座席供給量とホテル客室の需給問題、サイパンについては日本航空(JL)の減便などをJTBでは指摘。ただし、グアムへの増便である程度の需要は取り込めるものとしている。また、トリノ・オリンピック、ワールドカップ・サッカーの開催により、イタリア、ドイツの報道機会の増加により、関心の高まりにも期待をしている。
なお、訪日外国人旅行については韓国、台湾国籍の査証免除措置の恒久化、円安効果で好調な推移と見ており、6.3%増の710万人まで伸びると予測。2005年は愛・地球博の効果で、訪日外国人旅行者が増加したとされているが、この反動はほとんどないものと見ている。