JTB、中間期決算でルックは4%増、メディアは14%増の増収

  • 2005年12月5日
 ジェイティービーの平成17年中間期連結決算で、旅行部門の海外旅行企画商品ルックは前年比4%増の増収、メディアは14%増の増収となった。今回はバリのテロ発生やスマトラ島地震・津波の影響など、マイナス要因があったものの、台湾や北米が好調であったことから、増収の結果に至った。販売取扱人員では、台湾が前年比77%増を記録。北米は50周年記念で各種イベントを開催するカリフォルニア・ディズニーランド・パークへの人員が牽引し、13%増となった。JTB財務部財務チーム、チームマネージャーの岡村展夫氏は、「海外旅行に関しては、企画商品は堅調であったが、一般団体に関しては低調」と総括した。

 一方、一般団体については、15%減となり減収。そのほか、「愛・地球博」の開催、中国・韓国といった外交関連の悪化による国内旅行へのシフトも見られたほか、中国の販売取扱人員は前年比40%減と減少した。