9月の旅行会社倒産件数は6件、上半期の件数は前年同、負債額は大幅減

  • 2005年10月17日
 東京商工リサーチによると、9月の旅行業の倒産件数は6件、負債総額は3億7400万円であった。1月から9月までの累計は倒産39件、負債総額39億3000万円。なお、4月から9月の上半期では倒産件数は28件と前年同であるが、負債総額は18億6200万円と前年から13億2900万円の減少となった。昨年は7月に11億円台の負債総額と中規模の倒産があったが、今年は件数、負債総額とも平静を保っている。
 全業界の倒産件数は前年同月比9.4%減、前月比14.3%減の987件と14年ぶりに1000件を下回った。負債総額は前年比26.9%増、前月比81.3%増の5896億5400万円。