ロイヤルロード銀座、モーツァルトデスク開設、年間目標は5億円
ジェイティービーのロイヤルロード銀座は10月1日、音楽鑑賞ツアー専門の「JTBライブデスク」内に「モーツァルトデスク」を新設した。2006年のモーツァルトイヤーを契機に、音楽関係の新規需要の開拓を図る。具体的にはモーツァルトファンをはじめ、旅の嗜好が明確な団塊世代に「目的を持った高付加価値旅行」として音楽鑑賞ツアーを訴求していく。新デスクには専任担当者3人を配置し、コンサルティング機能を充実させた販売体制と新企画の販売や他業種との提携により、年間5億円の取扱額を目指す。
デスク開設に伴い、モーツァルトイヤー特別企画を5コース設定。その1つの「ビジネスクラスで行くモーツァルト生誕を祝う至福の旅11日間」は、2006年1月27日のモーツァルト誕生にザルツブルクで開催する「モーツァルト生誕250周年記念祝祭演奏会」の鑑賞を確約したのが特徴だ。ほとんどのチケットが国賓級のVIPや企業スポンサーで占められている同演奏会を、日本の旅行会社が独自で席を保証するのはきわめて異例なケースだという。さらに、プラハではモーツァルトに縁がある宮殿の貸切ホールで室内楽の生演奏とともに味わうディナーや、世界遺産の街巡りに観光専用車と日本語ガイドを1組ごとに用意するなど、高付加価値の内容を盛り込んだ。ツアーは1月25日から2月4日までの11日間で、2名1室利用の1人分料金は185万円。
なお、JTBライブデスクの今夏のザルツブルク音楽祭の取扱額は、クラシック音楽ファンや目的志向の強い熟年の旅行者の増加と、プレ・モーツァルトイヤーの効果を受け、前年比100%増を記録するほど好調だったという。
デスク開設に伴い、モーツァルトイヤー特別企画を5コース設定。その1つの「ビジネスクラスで行くモーツァルト生誕を祝う至福の旅11日間」は、2006年1月27日のモーツァルト誕生にザルツブルクで開催する「モーツァルト生誕250周年記念祝祭演奏会」の鑑賞を確約したのが特徴だ。ほとんどのチケットが国賓級のVIPや企業スポンサーで占められている同演奏会を、日本の旅行会社が独自で席を保証するのはきわめて異例なケースだという。さらに、プラハではモーツァルトに縁がある宮殿の貸切ホールで室内楽の生演奏とともに味わうディナーや、世界遺産の街巡りに観光専用車と日本語ガイドを1組ごとに用意するなど、高付加価値の内容を盛り込んだ。ツアーは1月25日から2月4日までの11日間で、2名1室利用の1人分料金は185万円。
なお、JTBライブデスクの今夏のザルツブルク音楽祭の取扱額は、クラシック音楽ファンや目的志向の強い熟年の旅行者の増加と、プレ・モーツァルトイヤーの効果を受け、前年比100%増を記録するほど好調だったという。