近ツー、クレジットカード申込書50枚紛失、コンプライアンス部会を設置
近畿日本ツーリストの子会社でコンピュータ入出力や書類発送事務、およびパンフレット作成や発送事務などを行う近畿日本ツーリスト東京事務センターは10月3日、近ツーが募集した近畿日本ツーリストクレジットカード(KNTカード)の申込書50枚を紛失していたことが分かった。これは9月30日、カード会社に送付中に紛失したもの。近ツー東京事務センター社員はKNTカードの申込書を50枚の束3つと42枚の束の4束、合計192枚と申込者リストを梱包し、運送会社集荷担当者に手渡し、カード会社へ送付を依頼。10月3日午前8時36分に運送会社が大阪のカード会社に梱包を配達。同日午後2時30分頃、カード会社が受領した申込書を申込者リストと照合した結果、申込書が50枚少ないことが判明した。申込書には、住所、氏名、生年月日、電話番号、家族構成、勤務先、預金口座(金融機関名、口座番号、届け印)、申込クレジットカードの暗証番号、本人確認書類の写し、eメールアドレスなどが記載されていた。
近ツーは10月4日11時、社内にコンプライアンス部会を設置。同日20時30分からは、該当者に電話連絡を開始し、10月5日13時現在で49名に連絡済みで、二次的な被害の報告は現時点で無い。なお、コンプライアンス部会は、原因究明と再発防止に取り組む。近ツーは5日、上野警察署に相談、同署が盗難、紛失の両面で捜査を進めているほか、国土交通省には報告済だ。
近ツーは10月4日11時、社内にコンプライアンス部会を設置。同日20時30分からは、該当者に電話連絡を開始し、10月5日13時現在で49名に連絡済みで、二次的な被害の報告は現時点で無い。なお、コンプライアンス部会は、原因究明と再発防止に取り組む。近ツーは5日、上野警察署に相談、同署が盗難、紛失の両面で捜査を進めているほか、国土交通省には報告済だ。