R&C、上期PKGはグアム・サイパンで苦戦も、下期にグアム団体で巻き返し

  • 2005年9月16日
 アールアンドシーツアーズの東京発上期の取扱人数は前年比2.2%減の約4万4000人であった。上期はグアム、サイパン方面の取扱に苦戦、「前年もさほど良くない実績を下回った」(R&C坂本営業部長)状況で、好調であったアメリカ本土の需要でも追いつかなかった。この要因としては、需要が沖縄方面に向いていること、愛・地球博で国内、特に中部への需要にひきづられている動向が一因としている。  ただし、下期については堅調に推移する見込み。航空座席供給量で一部に不安定な面があることは不安材料視する向きもある中で、特にグアムへの団体については好調。「この数年少なかったインセンティブが動きはじめており、自動車関係などが良い」などとし、こうした好況が全体へ波及する見通しだ。  なお、方面別の東京発下期販売目標はミクロネシアが13.8%増の3万人、アジアが16.0%増の1800人、ハワイが10.1%増の1万人、アメリカが44.2%増の8000人としている。