主要50社、4月総取扱額は6%増と4ヶ月連続増加、海旅は14%増と好調

  • 2005年6月13日
 主要旅行業者50社の4月の総取扱額は6.6%増の4376億7401万6000円と4ヶ月連続の増加となった。このうち海外旅行は14.3%増の1863億6286万円と好調で、募集型企画旅行の取扱額は11.4%増の590億8083万4000円、取扱人員は11.5%増の34万7006人と取扱額の伸びにほぼ沿う形となっている。4月の日本人出国者数は前年比10.7%増であり、50社のブランド商品についても順調な推移と言える。また、取扱額順ではジェイティービーが309億4792万9000円(15.8%増)、阪急交通社が225億2890万6000円(30.1%増)、エイチ・アイ・エスが171億3364万2000円(23.8%増)、伸び率順では三交旅行の48.3%増(8585万2000円)、トラベルプラザインターナショナルの36.0%増(32億5860万7000円)、読売旅行の31.4%増(8億6446万4000円)となった。
 なお、国内旅行は1.4%増の2488億4655万5000円。うちブランド商品取扱額は7.4%増の733億5759万1000円、取扱人数は6.9%増の304万916人と、各社が企画商品で順調に集客した模様だ。また、外国人旅行は21.1%増の24億6460万1000円で名鉄観光サービスが456.1%増、パシフィックツアーシステムズの208.6%増などが目立った動きであった。