エイチ・アイ・エスの第1四半期連結業績（平成16年11月1日〜平成17年1月31日）は売上高が前年比13.2％増の629億9200万円、営業利益20.9％増の5億7800万円、経常利益は91.9％増の10億3300万円、四半期純利益は1159.5％増の18億8900万円であった。連結売上高における旅行事業分は13.2％増の626億7700万円、営業利益は13.2％増の11億2900万円。また、HIS単体の売上高は13.2％増の518億8100万円、営業利益は4.9％減の2億2300万円、経常利益は24.7％増の3億8700万円、四半期純利益は336.0％増の7億6600万円である。
　HISはこの四半期、自由旅行のアピール、および認知度向上策としてテレビCMの展開のほか、各種フェアの開催で過去最高の売上高を確保。また、法人、団体旅行についても東京・丸の内のトラベルバザール丸の内オアゾを旗艦店舗として積極策を展開するほか、シニア層の取り込み施策としてイタリア、トルコ、エジプト方面のインプレッソ商品の説明会を開催して、顧客開拓に努めていた。