日系2社、PEX運賃などアップグレード特典の対象外に、需給の不均衡で
JALグループ、ANAグループは4月1日から、それぞれのマイレージ会員を対象とする国際線アップグレード特典において事前購入型運賃を中心として改定する。JALグループは日本航空(JL)、日本アジア航空(EG)、JALウェイズ(JO)、ANAグループは全日空(NH)、エアーニッポン(EL)、エアージャパン(NQ)が対象。JALグループは前売り悟空、スペシャル悟空、Web悟空のJAL悟空運賃など、ANAグループは早割、ゲットWEB運賃などがアップグレードの対象外となる。
こうした施策の導入は、増加する個人旅行に事前購入型の割引運賃を幅広く導入することで、早期の予約の安定化を図る上で一定の効果が認められる一方、低額の運賃でのアップグレード利用も多くなっている現状を受けたもの。また、航空会社としてはビジネスクラス座席の品質、サービス等の向上策として、新座席の導入をはじめとする取り組みを進めている。アップグレードを希望する需要は増大する一途だが、向上を図りながら要望に応える供給が追いつかない状況から、アップグレードが可能な席数が限られてきていることも実情。既に、米系航空会社でもこうした制度の運用を始めている。
こうした施策の導入は、増加する個人旅行に事前購入型の割引運賃を幅広く導入することで、早期の予約の安定化を図る上で一定の効果が認められる一方、低額の運賃でのアップグレード利用も多くなっている現状を受けたもの。また、航空会社としてはビジネスクラス座席の品質、サービス等の向上策として、新座席の導入をはじめとする取り組みを進めている。アップグレードを希望する需要は増大する一途だが、向上を図りながら要望に応える供給が追いつかない状況から、アップグレードが可能な席数が限られてきていることも実情。既に、米系航空会社でもこうした制度の運用を始めている。