NZ、04/05年度中間期決算で前期比2.9%減も財務状況は上昇傾向

  • 2005年3月8日
 ニュージーランド航空(NZ)の2004/05年度12月の中間期決算(2004年7月1日〜2004年12月31日)は税引き後利益が前期比2.9%減の1億200万NZドル(約79億円)であった。このうち航空事業は支払い利息・税金控除前利益が15.5%増の1億1900万NZドル。旅客収入は2.6%増の14億NZドルで、国際事業(国際線路線)のグループ収益は為替差損等の影響を受けた。また、燃油費の高騰により、1億900万NZドルの減収要因となったが、燃料ヘッジ、燃料付加料金の導入で部分的に相殺した。NZは廉価な設定の運賃を導入した以降、国内線、タスマン路線、太平洋諸島路線の予約が増加している状況。財務的にも上昇傾向にあることから、NZは配当を再開し、1株あたり3.75NZセント、通年では1株6NZセントとする見込み。