IATA、1月の輸送実績は津波等の影響は想定より少なく推移
国際航空運送協会(IATA)によると、1月の定期航空会社の輸送実績は有償旅客キロメートル(RPK)が前年比7.9%増、有効座席キロメートルは(ASK)は7.8%増、ロードファクターは73.5%となった。2000年と比較してもRPKで27.6%増、ASKで15.7%増、ロードファクターは6.9ポイント増となっており、順調な旅客需要のようだ。ただし、津波等の影響を受けたアジア・太平洋地域についてはRPKが2.5%増と他地域に比べ伸びが浅いものの、IATAでは想定よりも影響は少ないとの見方を示している。また、地域別の航空会社の経営状況では米系が国内線の激化する競争で厳しい状況だが、欧州系は順調のようだ。なお、実績は下記の通り。
▽方面別定期航空会社の旅客輸送実績<2005年1月>
(地域/RPK増加率/ASK増加率/ロードファクター)
アフリカ/9.4%増/7.9%増/70.9%
アジア・太平洋/2.5%増/6.1%増/72.6%
ヨーロッパ/9.9%増/6.8%増/72.6%
中東/10.7%増/13.0%増/74.1%
北米/11.8%増/10.0%増/76.9%
南米/15.0%増/12.8%増/74.9%
全体/7.9%増/7.8%増/73.5%
▽方面別定期航空会社の旅客輸送実績<2005年1月>
(地域/RPK増加率/ASK増加率/ロードファクター)
アフリカ/9.4%増/7.9%増/70.9%
アジア・太平洋/2.5%増/6.1%増/72.6%
ヨーロッパ/9.9%増/6.8%増/72.6%
中東/10.7%増/13.0%増/74.1%
北米/11.8%増/10.0%増/76.9%
南米/15.0%増/12.8%増/74.9%
全体/7.9%増/7.8%増/73.5%