HIS、1月の総取扱額22.5%増で過去最高、地震の影響は僅微

  • 2005年2月25日
 エイチ・アイ・エスの1月の総取扱額は22.5%増の159億900万円、海外旅行は22.6%増の152億100万円、国内旅行が9.8%増の7億800万円であった。需要全体としては昨年の低需要からの反動で上昇している。また、インド洋沖地震・津波の影響は総需要に対する影響は僅微で、アジア・ビーチからグアム、ハワイ方面への代替があるようだ。また、新庄選手を起用したCMの展開などでHIS全体の取扱人数を伸ばし、単月での取扱額の過去最高を更新した。
 また、2月の動きの特徴としてHISでは中国の旧正月との関係で航空座席、地上手配等の部分で予約が取りにくい点を挙げている。これまでは連休の重複、中国国内の旅行総需要との兼ね合いから、こうした問題は起こらなかったようだが、こうした問題は今後も随所に見られるようになりそうだ。