トラベランド、旅行と商事を分割、08年目標売上8%増、営利31%増
ジェイティービートラベランドは4月1日、旅行部門、商事部門を分割する。これによりトラベランドは旅行専門会社となり、商事事業部門はJTBギフト商事が承継し、4月1日付けでJTB商事に商号を変更する。昨年11月のJTB事業持株会社化移行の発表において、JTBトラベランドの旅行事業について、JTB傘下に配置する旅行事業会社群のうち、全国一体型旅行専門会社に位置付け。また、トラベランドの商事部門は商事事業会社群のJTB商事が受け継ぐ考えを示しており、このほど正式に表明したもの。JTBグループ全体における事業持株会社化に伴い、組織の再構築の過程での分社化で、旅行、商事の分野において、それぞれ中核的な役割を担う。
JTBトラベランドは全国一体型旅行専門会社をコンセプトとする。これまで培ったノウハウを活かし、全国のショッピングセンターなどで小規模多店舗の展開を加速化。今後の事業は、対面販売でしか出来ないサービス、情報提供を推進し、CS向上を図る。この事業展開において、女性社員の登用を積極的に進める方針であるほか、2008年までに現在の394店舗から450店舗へ店舗数を拡充する。こうした施策で2004年度売上高見込み2269億円から08年度には8.0%増の2450億円、営業利益ベースは04年度見込み19億円から08年度に31.6%増の25億円を目指す。
JTB商事はJTBグループの商事事業の中核的役割を担い、旅行者、旅館・ホテルなどのクライアントの満足を追求する。このため、顧客ニーズに沿う商品調達、開発力、コンサルティング力、提案力の強化など人材の強化と、アライアンスやM&Aの推進など経営面と合わせて商事専門会社としての力を結集する。具体的には、旅館ホテル商事事業部門、海外土産事業部門、旅行用品事業部門の体制とし、地域別では中国の調達を拡充、新規商材の開発を強化する。また、海外土産事業部門はグループ旅客のアプローチ、有力旅行会社の営業を強化し、都市圏、大型マーケットに経営資源を集中投下する。2004年度売上高見込み(JTBトラベランドの商事部門とJTBギフト商事の合算)の2609億円から08年度に9.8%増の2865億円、営業利益ベースでは04年度見込み7億円から08年度に185.8%増の20億円を狙う。
JTBトラベランドは全国一体型旅行専門会社をコンセプトとする。これまで培ったノウハウを活かし、全国のショッピングセンターなどで小規模多店舗の展開を加速化。今後の事業は、対面販売でしか出来ないサービス、情報提供を推進し、CS向上を図る。この事業展開において、女性社員の登用を積極的に進める方針であるほか、2008年までに現在の394店舗から450店舗へ店舗数を拡充する。こうした施策で2004年度売上高見込み2269億円から08年度には8.0%増の2450億円、営業利益ベースは04年度見込み19億円から08年度に31.6%増の25億円を目指す。
JTB商事はJTBグループの商事事業の中核的役割を担い、旅行者、旅館・ホテルなどのクライアントの満足を追求する。このため、顧客ニーズに沿う商品調達、開発力、コンサルティング力、提案力の強化など人材の強化と、アライアンスやM&Aの推進など経営面と合わせて商事専門会社としての力を結集する。具体的には、旅館ホテル商事事業部門、海外土産事業部門、旅行用品事業部門の体制とし、地域別では中国の調達を拡充、新規商材の開発を強化する。また、海外土産事業部門はグループ旅客のアプローチ、有力旅行会社の営業を強化し、都市圏、大型マーケットに経営資源を集中投下する。2004年度売上高見込み(JTBトラベランドの商事部門とJTBギフト商事の合算)の2609億円から08年度に9.8%増の2865億円、営業利益ベースでは04年度見込み7億円から08年度に185.8%増の20億円を狙う。