近ツー、熟年層への取組み強化、自己記入式の「安全カルテ」を作成

  • 2005年1月19日
 近畿日本ツーリストは05年の海外主催旅行ホリデイで、「シートベルト付き旅行商品」をキャッチフレーズに熟年層への取り組みを強化する。「熟年海外特選旅行」を主力商品として展開し、今年は首都圏発で27コース(前年比14コース増)を設定したほか、新たに大阪発を12コース、名古屋発を10コース設定し、大幅にコース数を増加した。さらに、日本旅行医学会専務理事の篠塚規氏が監修したオリジナルの「安全カルテ」を作成。参加者が和文と英文が併記された項目に「チェック」または「数字」を記入するもので、既往症やアレルギー、現在の症状など、参加者の基本的な医療情報を確実に伝えることを可能にする。「安全カルテ」は4月から9月に出発する「熟年海外特選旅行」の参加者に提供するほか、希望者には2000円で販売。そのほか、熟年対象のスペシャルイベントや専用サイトの開設、説明会などを行い、「健康」と「安全」に敏感な熟年層の取り込みを図る。