主要50社、総取扱額は3%増、海旅は17%増で回復基調が続く
主要旅行業者50社の11月の総取扱額は前年比3.0%増の4595億413万9000円と先月の前年割れから持ち直した。主な要因は、海外旅行が前年比17.0%増の1910億6764万1000円と引き続き回復基調にあること。主催旅行については7.1%増の542億4638万8000円、取扱人員が13.9%増の38万4050人。デスティネーションの回復には各社別にばらつきがあるものの、概ねアジア方面の回復が目立つようだ。海外旅行の各社別取扱額の上位5社はジェイティービー、阪急交通社、近畿日本ツーリスト、エイチ・アイ・エス、ジェイティービーワールドバケーションズで8月から4ヶ月連続で争い。伸び率は読売旅行、農協観光、沖縄ツーリスト、ジェイティービービジネストラベルソリューションズ、北海道旅客鉄道の順。
国内旅行は前年比4.8%減の2785億4949万8000円と6ヶ月連続で前年割れと低調。このうち主催旅行は3.7%減の743億3242万3000円、取扱人員は8.0%減の324万5361人である。なお、外国人旅行は2.0%減の35億6268万8000円。
国内旅行は前年比4.8%減の2785億4949万8000円と6ヶ月連続で前年割れと低調。このうち主催旅行は3.7%減の743億3242万3000円、取扱人員は8.0%減の324万5361人である。なお、外国人旅行は2.0%減の35億6268万8000円。