7N、ATBをGSA指名、3月からGWにチャーター実施、定期便も視野

  • 2004年12月2日
 エアー・ミャンマー(7N)は11月24日、ATBと日本地区総代理店契約を締結した。7Nは今年8月に設立されたミャンマー政府が約60%出資する航空会社。路線は2005年2月からシンガポール経由でヤンゴン/シドニー線を週2便、ヤンゴン/バンコク線をデイリーで就航する予定だ。利用機材はボーイング767-300ER型機の総224席(含Cクラス)、およびエアバスA321型機の202席(含Cクラス)の2機で、オプションとしてA320型機の契約も結んでいる。ミャンマーで既に、客室乗務員の訓練などを開始しており、就航に向けた準備が着々と進んでいる。
 ATBによると、7Nは日本への就航に強い意欲を示しており、今回のGSA契約となった。計画は3月から日本/ミャンマー間のITCチャーターを予定、早期に日本/ミャンマー間の定期便の就航も視野に入れる。チャーターに関しては、3月からゴールデンウィークまで約10本、夏の繁忙期に5本から6本の運航を行う計画で、既に旅行会社と折衝中だ。反応も上々のようで、複数の旅行会社がツアーを設定する見込み。就航地は、成田を主に、開港で話題性のある中部や関西への就航についても、今後検討する。なお、定期便は来夏以降にチャーター便の実績、需要動向を踏まえ、成田を第一候補として就航に向けた手続きを進める方針だ。なお、7Nの問合せは下記のATBへ。

▽エアー・ミャンマー(7N)日本地区総代理店 ATB
住所:〒103-0025 東京都中央区日本橋茅場町1-4-5ワナミビル6F
TEL:03-3664-5698