CX、SARS禍の赤字から一転、約253億円の黒字へ転化、上半期業績
キャセイパシフィック航空(CX)の2004年上半期の中間決算は売上高が181億8500万香港ドル(約2600億円)、最終利益が17億7100万香港ドル(約253億円)であった。昨年はSARS等の影響から12億4100万香港ドルの赤字から、一気に黒字へと転化した。輸送旅客数も大きく増加し、前年比59.3%増の約640万人で平均旅客単価は1人1キロ当たり45.7香港セントとなり、昨年から2.9セントの上昇となった。なお、CXでは原油高に懸念を示すものの、将来的な需要の予測については楽観的に見ているとしている。