UL、セスナ機利用の国内線ネットワークで新たに2都市を追加

  • 2004年8月9日
 スリランカ航空(UL)はこのほど、セスナ機利用の国内線ネットワークに2都市を追加した。これにより、国内線の乗り入れ都市は10都市となる。新たに就航するのはアンパーラとウィーラウィラ。アンパーラ線はビジネス旅客やNGO活動の従事者に加え、アンパーラから陸路で2時間ほどのサーフィン・スポットであるアルガム湾のレジャー客の獲得も狙う。ウィーラウィラ周辺は、観光素材が豊富。例えば、ヤーラ公立公園、巡礼者が訪れるヒンズー教、仏教の聖地であるカタラガマなど。こうしたスポットへの訪問者の増加を見込む。
 なお、ULは冬期の需要が高まるとの予測から、2機のセスナ機を導入する予定。先日、来日したCEOのピーター・ヒル氏はスリランカ国内の移動は道路では時間がかかることから、水陸両用のセスナ機を使用するエアー・タクシーの利便性を強調。今後は国内の空港の無い都市へも湖への着陸などで、需要の増加に応えることを表明していた。