LX、経営再建は順調に進む、日本路線も予約は好調に推移
スイス・インターナショナル・エアラインズ(LX)国際線旅客事業担当副社長のマーセル・ビーダーマン氏が来日し、最近の状況や今後の予測を語った。LXは昨年6月に打ち出した経営再建計画を断行しており、2005年に税金等控除前の利益率5%の黒字化に向けた事業の再構築が目的。具体策では路線の縮小、機材の効率化などを推進している。2004年第1四半期の総旅客数は215万9763人、ロードファクターは71.6%(前年比:3.7ポイント増)となり、ビーダーマン氏は「改善は進んでいる」とする。また、この進展の到達度について、「85%から90%ほど。ただ、これからが最後の仕上げとなる重要な時期」との認識を示し、運航コストの削減を進めると共に、運賃施策は価格勝負ではなく、サービス重視の路線を継続する方針だ。
▽日本路線は順調に推移
日本線については4月に時計宝飾の見本市 「スイス・バーゼルフェア」の開催に伴い、「4月中旬にかけて満席状態で、予約が取りにくい状態」で、「ゴールデンウィーク、6月以降も予約は順調に進んでいる」(日本・韓国地区支社長岡部昇氏)という。また、今後の日本路線での展開についてビーダーマン氏は、黒字化後の話として、「成田空港のスロットを確保し、早期にデイリー運航の実現」を挙げた。
▽日本路線は順調に推移
日本線については4月に時計宝飾の見本市 「スイス・バーゼルフェア」の開催に伴い、「4月中旬にかけて満席状態で、予約が取りにくい状態」で、「ゴールデンウィーク、6月以降も予約は順調に進んでいる」(日本・韓国地区支社長岡部昇氏)という。また、今後の日本路線での展開についてビーダーマン氏は、黒字化後の話として、「成田空港のスロットを確保し、早期にデイリー運航の実現」を挙げた。