日旅、顧客・販売管理にネットを利用、「eカルテ」に顧客情報を集約

  • 2004年4月2日
 日本旅行は4月5日から、店頭における新しい顧客・販売管理システム「eカルテ」の稼動を開始する。お客に対するサービスレベルの向上と顧客管理機能の充実、支店業務プロセスの改革が目的。
 「eカルテ」ではお客及び旅行単位の情報を一元的に集約できるため、インターネットや全国の各支店で統一した質を保つ顧客対応が可能となる。今後、開発する予定の「国内・海外商品システム」と連携させ、個人のニーズにあった旅行素材情報などの提供に繋げる予定だ。また、支店業務においては再確認業務がシステム化されるため、正確かつ迅速な手配進捗管理と業務遂行計画が実現するメリットがある。今年度中には支店やエリアごとの販売動向をリアルタイムに把握する予定で、市場環境の変化に対応した事業運営の実現を目指す。