NZ、新たな低価格運賃を導入、短距離路線の新戦略は完了へ
ニュージーランド航空(NZ)は5月20日から、新運賃「パシフィック・エクスプレス」を導入する。これはニュージーランド/太平洋諸島間の国際線エコノミークラスとビジネスクラスに適用する低価格運賃。片道料金の運賃を4つのカテゴリーに分類することにより、個々の旅客ニーズに対応した販売が可能となる。
NZは02年から、短距離路線でのサービスの簡素化に伴い「エクスプレス・クラス」を導入し、低価格運賃「タスマン・エクスプレス」を設定。「エクスプレス・クラス」は導入後の1年間で、国内線の新顧客は23%増の110万人と拡大。昨年10月に導入した「タスマン・エクスプレス」は、タスマン市場でシェアを11%伸ばすことに成功している。今回の「パシフィック・エクスプレス」の導入で、NZの短距離路線の新戦略は完了する。
なお、新運賃の発売と同時にニュージーランド出発のパッケージツアー「パシフィック・エクスプレス・ホリディ」の販売も開始する。
NZは02年から、短距離路線でのサービスの簡素化に伴い「エクスプレス・クラス」を導入し、低価格運賃「タスマン・エクスプレス」を設定。「エクスプレス・クラス」は導入後の1年間で、国内線の新顧客は23%増の110万人と拡大。昨年10月に導入した「タスマン・エクスプレス」は、タスマン市場でシェアを11%伸ばすことに成功している。今回の「パシフィック・エクスプレス」の導入で、NZの短距離路線の新戦略は完了する。
なお、新運賃の発売と同時にニュージーランド出発のパッケージツアー「パシフィック・エクスプレス・ホリディ」の販売も開始する。