観光立国シンポジウム、産業立国と並び、観光立国を日本経済の両輪に
国土交通省、ビジット・ジャパン・キャンペーン(VJC)実施本部は16日、観光立国シンポジウム「外国人旅行者を受け入れて素敵な国づくり」を開催した。これは昨年4月に観光立国懇談会で取りまとめた報告書、および観光立国行動計画を受け、観光立国の実現に向けた国民的な議論を深める狙い。冒頭、国土交通大臣で観光立国担当の石原伸晃氏が「北海道へ訪れる台湾からの観光客は大きな経済効果を与えていると聞く。日本への外国人訪問者の増加は大きなメリットがある」と述べ、外国人訪問者の増加を加速するための議論を促した。また、小泉首相の「気付かれずに眠る日本の魅力が多々ある。『住んで良し、訪れて良し』の日本を推進したい」とのメッセージも紹介された。
また、講演に立った観光立国懇談会の座長を務めた木村尚三郎氏(東京大学名誉教授)は外国人の受入に際し、「美しい魅力を掘り起こすこと、外国語で理解できる説明や表示を行うこと、地場産業の育成が重要となる」という観点を示し、「重厚長大産業をはじめとする産業立国と並び、観光立国を日本経済の両輪に」と呼びかけた。
また、講演に立った観光立国懇談会の座長を務めた木村尚三郎氏(東京大学名誉教授)は外国人の受入に際し、「美しい魅力を掘り起こすこと、外国語で理解できる説明や表示を行うこと、地場産業の育成が重要となる」という観点を示し、「重厚長大産業をはじめとする産業立国と並び、観光立国を日本経済の両輪に」と呼びかけた。