NZ、国内線セキュリティ強化、チェックイン時に身元確認証提示を義務化

  • 2003年6月18日
 ニュージーランド航空(NZ)は6月23日から、国内線チェックイン時における身元確認証の提示を義務付ける。身元確認証として認められるのは運転免許証、パスポート、学生証、社員証などで、写真が添付されて英語で記載してあるもの。また、NZ並びにスターアライアンス加盟各社のFFP会員カードや主なクレジットカードが代用として認められる。ただし、11歳以下の子供は身元確認証の提示は不要で、12歳以上17歳以下は両親か保護者による身元確認証の準備が必要になる。また、自動チェックイン機「ExpressCheck kiosks」を利用する場合は、クレジットカードまたはFFP会員カードを機械に挿入するので、身元確認証の提示は必要ない。NZでは日本人旅行者の場合は混乱を避けるため、パスポートの提示を薦めている。
 身元確認証提示は利用客への浸透期間として、一部適用の免除がある1ヶ月の試行期間を取り、7月28日から厳格な導入を開始するという。